甲賀市無形文化財の造形
みはる窯
みはる窯の神崎継春氏は、古陶信楽などの作風を中心に現代のうつわ像を追究している甲賀市在住の陶芸家である。 多治見工業高校の窯業科と専修科で作陶技術を学び、現在は「日本伝統工芸展」などを中心に活動している。 料理の美しさを演出するうつわ制作に定評があり、 焼締めをはじめ黄瀬戸や青瓷、藁灰など施釉陶器も幅広く手掛けている。 なかでも、灰釉(ビードロ)とカセや焼肌の対比が美しい端正なうつわは、彼の代表的 な作風として知られる。
神崎 継春 さん
◎プロフィール
昭和25年 信楽町に生まれる
多治見工業窯業科及び同校専攻科卒業
滋賀県美術展文部大臣賞
日本伝統工芸展入選
新匠展入賞、入選
中日国際陶芸展入選
秀明文化基金賞受賞
日本伝統工芸近畿展優秀賞
日本工芸会正会員
滋賀県工芸美術協会会員




